定年後の親の介護や面倒はどうする?扶養する場合は?親との同居や仕送りの場合は?
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定年後の親の介護については、多くの方が頭を悩ませる問題ですよね。
平均寿命は年々伸びており、介護の問題というのは現代の日本人が抱える最大の問題だと言っても過言ではありません。
そして、もっと大きな問題として、同居をするのがいいのか、仕送りを送ったほうがいいのかという問題もあります。
そこで今回は、定年後に親の介護の悩みを抱えている人のために、分かりやすく解説をしていきたいと思います。
定年後の親の介護や面倒はどうする?扶養する場合は?
定年後の親の介護や面倒はどうするかという問題と、扶養の問題は別になります。
兄弟や姉妹がいる場合は、兄弟や姉妹ともよく相談する必要がありますし、もちろん配偶者ともよく相談する必要があります。
次に大事なことは、決して無理をしないということです。

介護は出口のないトンネルのようなものです。
どれぐらい続くか、いつまで続けなければいけないのかというのは誰にも分かりません。
そのため、無理を続けると、介護する側がしんどくなってしまいます。
介護ストレスによる事件なども、頻繁に発生してしまうのはそのためです。
無理をするぐらいなら、プロに任せることが大切だと言えます。
最近は介護サービスも非常に充実しています。
それに無理をせずとも、任せてしまったほうがお互いのためにもいいと思います。
また、お住まいの近くには地域包括支援センターという相談場所もありますので、気軽に電話してみたり、訪ねてみたりするのもいいと思います。
ポイント!
次に扶養する場合ですが、条件が合い、扶養できるのであれば、した方がメリットは大きいと言えます。

例えば、税制面での優遇を受けることができます。
年末調整などの際に、控除額が増えるので、当然得になります。
健康保険についても、75歳までであれば親を加入させることができます。
加入させることによって保険料が上がったりということもありませんので、こちらもやはり得だと言えますね。
以上、定年後の親の介護や面倒の問題、扶養の問題などについて説明しましたので、是非参考にしてみてください。
定年後に親との同居、仕送りするのはどっちが良いの?
定年後に親と同居するのがいいか、仕送りをするのがいいかという問題については、どちらがいいとは言い難い、非常に難しい問題だと言えるでしょう。

定年後に親との同居をするかどうかというのは、夫婦間でもよく話し合う必要があります。
その時の家族の状況にもよるでしょう。まだまだ子供に手がかかるという場合は難しいかもしれません。
また、一度同居をしてしまったら、なかなかその状況を変えるのは難しいので、慎重に判断する必要がありますね。
当人の親の意向ももちろん重要ですし、兄弟や姉妹とも話し合う必要があるでしょう。
これらの問題が全てクリアになって初めて実現することですが、それと仕送りがどちらがいいかというのは、やはり別問題だと言えるでしょう。
冷静に検討を重ねた結果、同居を選択する場合もあるでしょうし、それが叶わず仕送りを選択する場合もあるでしょう。
もちろん、どちらも正解です。
どちらがいいかと比べるものではなく、悩み抜いた末の結論であれば、どちらも間違ってはいません。
どっちが良いかと比べること自体がナンセンスなのです。
また、更に付け加えると、仕送りができないという場合だってあるでしょう。
これも仕方のない結論だと言えます。
その時の収入の状況によっては当然難しいこともあり得ます。
例えば子供が大学生で、まだまだお金がかかるという場合なども難しいでしょう。
もちろん、できるに越したことはないですが、できないからと言って、ダメだと思う必要はありません。
無理のない範囲で同居が可能であれば、もちろんいい選択だと思いますし、無理のない範囲で仕送りをするというのも、もちろんいい選択です。
そして仕送りもできないけど、たまに様子を見に行って、一緒にご飯を食べたり、会話をしたりするというだけでも十分なのです。
できる範囲でできることを行う、このことを忘れないでくださいね。
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