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定年後の住宅ローンは一括返済か繰り上げ返済か?払えないときはどうするの?

昨今の晩婚化により、定年後も引き続き住宅ローンの支払いが残っているという人も増えているようですね。

しかし、仕事を辞めると当たり前ですが、収入は減ります。

最近では年金もあまり期待できなくなってしまいました。

そんな状況の中で一括返済か繰り上げ返済か、どちらが好ましいのでしょうか。

また、万が一ですが住宅ローンが払えないときはどうしたらいいのでしょうか。

そこで今回は、これらのことについて解説していきたいと思いますので、興味のある方、気になる方は是非読んで参考にしてみてくださいね。

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定年後の住宅ローンは一括返済か繰り上げ返済か、どっちがいいの?

 

定年後の住宅ローンを一括返済か繰り上げ返済かという問題は、実は非常に難しい問題だと言えます。

定年後の住宅ローンは一括返済か繰り上げ返済か、結論から言ってしまうと可能であれば一括返済のほうが望ましいと言えます。

ただし、無理して一括にしてしまうと後がしんどくなってしまう場合がありますので、十分検討をするようにしてください。

 

ポイント1

まず、預貯金が十分あるのかというのが最初のポイントです。

無理して一括にして預貯金がほとんど無くなってしまうという状況は好ましくありません。

そのため、現状の預貯金をしっかりと把握して、それでも払って大丈夫なのかということを考える必要がありますね。

 

ポイント2

ポイントの二つ目としては子育ての状況です。

既に、子供たちが巣立ち社会人になっている場合であれば、子供にかかるお金はだいぶ減ることでしょう。

しかし、昨今の晩婚化によって、定年後もまだ子供が学生だったりしてお金がかかる場合については、

住宅ローンや一括返済か繰り上げ返済かと悩む余裕すらなく、引き続き現状維持のローンを払うだけで大変かもしれません。

子供の状況というものも大きなポイントとなりますので覚えておいてくださいね。

 

ポイント3

それから、最後のポイントですが、年金収入などの今後の収入の状況になります。

どれぐらいの収入が見込まれるのか、その収入で試算をしてやりくりができるのかということを良く吟味する必要があります。

十分やりくりができるのであれば、一括返済も繰り上げ返済も必要ないかもしれません。

また、少しきついようであれば、どちらかの選択をしなければならないかもしれません。

 

余談ですが、個人的には定年後にローンが残るような組み方については、そもそも賛成できません。

老後は老後で医療費や生活費などがかかる上に、これまでと収入状況が大きく異なります。

なので、可能であれば頭金をなるべく多く支払、在職中にローンが終わる組み方をすることが望ましいと言えます。

以上のポイントを参考にしながらベストな選択をするようにしてくださいね。

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定年後に住宅ローンが払えないときはどうするの?

 

定年後住宅ローンが払えない、通常あってはならないことですが、万が一そんなことが起きてしまった場合にはどうしたらいいのでしょうか。

結論から言うと、借入をしている金融機関に相談に行くというのがまずしなければならないことになります。

定年後住宅ローンが払えない時はまず金融機関に相談に行き、ローンの見直しを相談してみてください。

相談次第ですが、月々の支払を減額してくれる場合もありますのでまずは試みるようにしてください。

 

それから、次にしなければいけないことが家計の見直しです。

何故支払えなくなったのか、他で切り詰めることができないのかということを見直す必要があります。

例えばわずかでも見直しができるところは全て見直しましょう。

そしてそれでも足りないという時は、収入を増やす努力をしましょう。

やることは一つ、働くだけです。

最近では70代になっても身体さえ元気であれば働くことは十分に可能です。

もちろん警備員や清掃業など、身体を使う仕事がメインにはなります。

しかし、そういう状況であれば必死に働くしかありません。

足りないのであれば収入を増やす、それしか方法はないのです。

ですが、それでもどうしようもならない場合というが世の中には存在すると思います。

仕事もできない、これ以上家計を見直すこともできない、ローンの減額もできない、そんなときは弁護士に相談に行きましょう。

どうしたらいいのか、どうするべきなのかということを相談しましょう。

相談は早いうちに越したことありません。

 

一番駄目なのは何もせずに放置するということになります。

定年後住宅ローンが払えない状態をそのままにしてしまう、それが続くと競売にかけられば家に住むことができなくなる可能性があります。

そして差押えをされてしまう可能性があるのです。

住む所を失い、場合によっては家族も失ってしまう、そんな悲惨なことが起こる可能性も否定できません。

そうならないために、まずはできることからしてみるよう努力してくださいね。

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