年金手帳の氏名変更の手続きはどこでやるの?マイナンバー制度で変わった点は?
結婚をして苗字が変わると、いろいろやらなければならないことが多くて大変ですよね。
銀行の通帳や、自動車の免許など、あげればきりがありません。
よく手書きでいいとか、マイナンバーが始まって変わったと聞きますが、それは一体どういうことなのでしょうか。
そこで今回は、年金手帳の氏名変更の手続きはどこでやるのか、マイナンバー制度で変わった点などについて解説をしていきたいと思います。
年金手帳の氏名変更手続きはどこで行ったらいいの?
年金手帳の氏名変更の手続きは、結論から言うと、特にしなくても問題はありません。
しかし、それでもやはり気になるという人には、いくつか方法がありますので、順番に説明をしていきたいと思います。
これもそんなんでいいのだろうかと不安に思う方もいるかと思いますが、自分で訂正するのでも全く問題はありません。
それでも、やっぱり自分で書いていいのか、訂正して問題ないのかと、不安になる方は次に進みます。
これで安心する方も多いのではないでしょうか。
ただし、これは国民年金のみに加入している場合に限ります。
そのため、敢えて足を運ばなくても全く問題はないのですが、どうしても不安であれば、年金手帳を持参して相談をしてみてください。
自分で書いておいてくださいと言われるか、親切な職員の方であれば職員の方が書き換えてくれるかもしれません。
また、会社勤めの方などであれば、窓口は市役所や区役所ではなく、職場になります。
保険証の変更とともに、年金手帳も併せて行うという方法になりますので、会社に相談をすることになります。
これも会社のやり方によって異なるのですが、預かって書き換えてくれる場合もありますし、手帳はいらないから自分で書くように言われる場合もあるでしょう。
大事なことは、名前はそれほど重要ではないということです。
年金は与えられた年金番号で管理をされていますので、それほど神経質にならなくても大丈夫ですよ。
年金手帳の氏名変更は手書きでいいけど、マイナンバー制度で変わった点は?
年金手帳の氏名変更の手続きは手書きで問題ないのですが、マイナンバー制度で変わった点について説明をしていきたいと思います。
まず、年金手帳の氏名変更の手続きが必要な場合で想定されるのが、結婚になると思います。
そして、その時の年金手帳の方法ですが、第一章で説明をしたとおり手書きでも全く問題ありません。
そして、国民年金のみに加入をしている人であれば、これも第一章で説明をしたとおり、婚姻届提出時に合わせて手続きも行ってくれる場合がほとんどです。
では、マイナンバー制度が導入されて、何が変わったのかというと、国民年金のみの加入者だけでなくても、婚姻届を提出した際に、国が勝手に氏名変更の手続きも行ってくれるようになったのです。
この点についてもう少し詳しく解説をしていきたいと思います。
簡単に言ってしまうと、年金番号とマイナンバーが連動するようになったということです。
マイナンバー制度が始まる前までは、婚姻届を提出しただけでは、国民年金のみの方以外は氏名変更手続きはそれぞれの職場などに申し出て行う必要があったのです。
そうでないと、国が管理しているデータは更新されず、いつまで経っても旧姓のままで国は登録を続けるということになります。
ですが、マイナンバー制度が始まったことによって、マイナンバーに年金番号が紐付けされるようになりました。
いろいろ騒がれているマイナンバーですが、こうやって見てみると、便利な点もあることが分かりますね。
年金手帳の氏名変更は、もちろん手書きで書き換えるだけでも問題はありませんし、マイナンバー制度が始まって今までよりも便利になったという点を知っておいてもらえればと思っています。