定年後の運動は何をやる?運動のやり方は?ボケ防止の予防と対策は?
現代の日本は超高齢社会と言われ、平均寿命は年々伸びていますよね。
それは嬉しいことですが、その一方で認知症になる人が増えているという大きな課題も浮き彫りになっています。
認知症の予防に身体を動かすことが大切だと言われていますが、定年後の運動のやり方はどうしたらいいのでしょうか。
また、ボケ防止の予防や対策には何が必要なのでしょうか。
そこで今回は、定年後の運動は何をやるのか、運動のやり方、ボケ防止の予防と対策などについてご紹介していきます。
定年後の運動は何をやる?やり方は?
定年後の運動は何をやるか、やり方はどうするかという問題ですが、まずは定年後の運動は何をやるのかということから解説をしていきたいと思います。
有酸素運動とは、ウォーキングや水泳、サイクリングなどの、長い時間継続して行う運動になります。
これは、呼吸循環器系の機能に効果が期待できるほか、高血圧や、動脈硬化などにも効果が期待できます。
それから、柔軟体操は知らない人はいないと思いますが、ストレッチをすることも非常に有効です。
ストレッチをして身体を柔軟に保つことで、ケガをしにくい身体を作ることができるのです。
万が一ケガをしてしまった場合でも、身体が固い人と、柔軟な人では受けるダメージが異なるのです。
それから、筋力アップトレーニングですが、これは転倒を予防することに非常に役立ちます。
人は皆、年齢を重ねると下肢筋力の低下が見られ、転倒のリスクが高まります。
そうならないために、筋力をアップさせるトレーニングは非常に役に立つものとなるのです。
運動のやり方について
まず、有酸素運動ですが、一番簡単なのはウォーキングをすることです。
そして歩く目安としては、1日1万歩という数値が推奨されています。万歩計を持っている人は、それで測ればいいでしょう。
持っていないという人は、時計でも構いません。
歩く速度にもよりますが、普通の速度で歩けば、だいたい10分歩くと1000歩ぐらいの計算になります。
つまり、1万歩にたどり着くためには、1時間40分ほど時間を要することになります。
もちろん休みながらでも構いませんが、有酸素運動としては30分以上続けると、脂肪の燃焼にも効果が期待できると言われていますので、覚えておいてくださいね。
普段あまり運動をしないという方でも、入浴後に行うだけでも効果は期待できるので、是非続けてみてくださいね。
最後に、筋力アップトレーニングですが、基本的には下肢筋力を鍛えることが重要です。
椅子に座って足をあげたりするだけでも効果は期待できますので、無理のない範囲で運動を継続することが大切です。
以上、定年後の運動のやり方などについて紹介をしましたので、是非参考にしてみてくださいね。
定年後のボケ防止の予防と対策とは?
定年後のボケ防止の予防と対策については、いくつかありますので、順番に見ていきたいと思います。
まず、定年後のボケ防止の予防と対策で一番してほしいことですが、運動をすることが非常に重要だと言われています。
歩くだけでも非常に大切ですので、これまで運動する習慣がなかったという人も、まずは歩くことから始めてみてください。
歩くだけでしたら、基本的には誰でも簡単に行うことができるはずです。
もちろんそれ以外に、水泳や太極拳などでもいいと思います。
運動をすることは、定年後のボケ防止に非常に有効ですので、是非実践してみてくださいね。
ボケ防止の予防と対策について
ボケ防止の予防と対策には、指先を使うということも大事だと言われています。
指先を使うと、脳に良い刺激がいっぱい送られ、脳の活性化につながると言われています。
手先を使うことであれば、マージャンでも将棋でも何でも構いません。
女性の方であれば、手芸や陶芸などでもいいと思います。
男女問わず、楽器などを始めてみるのもいいかもしれませんね。
指先を使うということも是非覚えておいてくださいね。
それから、声を出すということも有効だと言われています。
日常の会話でも十分ですし、カラオケなどに行くことも良い事ですね。
特にカラオケなんかはストレスの発散にもなりますので、まさに一石二鳥と言えるでしょう。
その他には、社会とのつながりを保つということも大事だと言われています。
地域の行事に積極的に参加をすることや、ボランティア活動を行うことも大切です。
社会とつながりを持ち、他者とたくさんの関わりを持つことで、脳が元気になり、認知症になってしまうリスクを減らすのです。
最後になりますが、何でもしてもらわないということも大事です。
特に男性であれば上げ膳据え膳にならないようにしてください。
優しくしてもらうのは嬉しいことかもしれませんが、自分で何もしないということは決していいことでありません。
最低限、自分ことは自分でするということを心がけるようにしてくださいね。