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定年後の職業訓練で再就職できる?どんな職業訓練がある?平均年収は?

仕事 資格 この記事は約 5 分で読めます。

定年後も働きたいという思いを持った人が、とても増えていますよね。

年金だけでは不安を感じているという人も非常に多く見られます。

中には新たな資格を取って、新しいことにチャレンジしたいと考える人もいるようですが、職業訓練に行くことで再就職は可能なのでしょうか。

また、平均年収についてはどのぐらいになるのでしょうか。

そこで今回は、定年後の職業訓練で再就職できるか、どんな職業訓練があるのか、再就職の平均年収などについてご紹介していきます。

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定年後の職業訓練で再就職できる?どんな職業訓練があるの?

 

定年後の職業訓練で再就職できるか、という問題ですが結論から言えば、人により、できる人もいればできない人もいるというのが答えになります。

 

もちろん、手に職をつけるのはいいことですし、専門的な資格を取得することができれば、それだけでも仕事に就きやすくなるでしょう。

しかし、定年後にハローワークの職業訓練に行ったからといって、必ずしも再就職ができるかと言えば、決してそんなことはありません。

当然、職に就けるかどうかは相手方の判断に委ねられてしまうので、絶対ということはありえないのです。

とは言うものの、持っていて損になる資格はありません。

これまでと違う分野で頑張っていきたいという人にとって、定年後に職業訓練に行くことは大事なことかもしれませんし、再就職への近道かもしれません。

 

 

では、ハローワークにはどのような職業訓練があるのか、ご紹介をしていきたいと思います。

 

まず、建築関係のものから紹介します。

建築関係では、ビル管理や、内装作業、インテリアリフォームのほか、住環境コーディネーターなどの職業訓練があります。

住環境コーディネーターとは、あまり知られていない資格かもしれませんが、福祉用具を扱う事業所などで重宝される資格となっています。

 

次に、電気関係の職業訓練について紹介をしていきます。

電気関係では、電気設備管理や、電気設備保全などの職業訓練があります。

電気関係も資格を持っていれば、自営業を始めるという選択肢も増えていきます。

それに、電気工事技師の資格を取ることができれば、70歳を超えても現役を続けているという人もたくさんおられます。

 

また、その他にもマンション管理や施設警備の職業訓練などもあります。

どちらも高齢の方に人気の仕事になっており、特にマンション管理は応募者も多く狭き門とも言えますが、資格を持っていれば職に就ける可能性は高まりますね。

 

警備の仕事であれば、敢えて訓練に通わなければ、募集も多いのでいきなり仕事に就ける可能性が高いと考えられます。

ただし、仕事は立ち仕事で重労働の割に賃金もそれほど高くはありませんので、ある程度の覚悟は必要だと言えますね。

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定年後の再就職の平均年収はどのくらい?

 

定年後の再就職の平均年収について細かく見ていきたいと思います。

まず、60代前半の定年後の再就職の平均年収は、395万円ほどと言われています。

もちろん、これは男性と女性によって変わってきます。

ポイント!

男性だけを見れば、507万円ほど、女性であれば232万円ほどと言うのが、それぞれ定年後の再就職の平均年収になります。

当然ですが、やはり男性の方が高くなっているのが分かりますね。

統計を見ると、そもそも定年の年齢が上がってきている会社が増えてきていますので、年々年収も上がってきているような状況です。

2011年の男性の平均年収は457万円ほどでしたので、50万円も差がありますね。

 

もちろん、これは事業所の規模によっても異なってきますので、参考までにもう少し詳しく説明をしていきます。

 

 

ポイント!

まず、10人未満の事業所の場合であれば、男性で470万円ほど、女性で254万円ほどとなっています。

10人以上30人未満の事業所になると、男性で560万円ほど、女性で253万円ほどが平均となります。

30人以上100人未満の事業所では、男性が503万円ほど、女性が239万円ほどです。

そして、100人以上~499人未満の事業所では、男性が491万円ほどで、女性が238万円ほどとなっています。

 

面白いデータなのですが、必ずしも人数が多いところほど高いという訳ではないことが分かりますね。

もう少しだけ、紹介をしていきます。

 

ポイント!

500人以上~1000人未満の事業所では、男性が508万円ほど、女性が225万円ほどです。

また、1000人以上~5000人未満の事業所では、男性が520万円ほど、女性が195万円ほどとなっています。

最後に5000人以上の事業所では、男性で530万円ほど、女性で169万円ほどとなります。

 

大きな会社になればなるほど、女性の平均年収が下がっていくというのも興味深いデータと言えるでしょう。

 

職業別に収入の多いものを紹介しておくと、1位が医師、2位がパイロット、3位が大学教授となっています。

 

もちろん年収の平均は、住んでいる都道府県によっても異なりますので、あくまで参考程度に知っておいてくださいね。

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