定年退職後の仕事探しを有利にするために!仕事に使える資格とは?
定年退職をした後に、のんびりと余生を送れると思って頑張って働いてきたのに、現実は厳しいものです。
年金だけで生活できるなんて夢のまた夢ですし、退職金を使い切らないようにギリギリの生活を強いられるなんてことも・・。
しかし、シニアでも60代はまだ若いです。
仕事ができるうちは、まだ働きたいと思っている方は多いでしょう。
趣味のための資格も良いですが、定年退職後の仕事で使える資格があると有利です。
そこで、定年退職後の仕事探しに役立つ資格についてご紹介します。
定年退職後の仕事探しは雇用形態がポイント!
定年退職後には、そのまま職場に残れることもあります。
ですが、もしも新たに仕事を探す場合は、正社員なのか非正規なのか、雇用のカタチも考えないといけませんよね。
定年退職後の仕事探しをスタートして、最初の壁になるのが、きちんと安定した働き方ができる職場を見つける難しさです。
年金の受給年齢を65歳とした場合、60歳の定年から5年間の収入はアルバイトでは厳しいケースも出てきます。
とくにシニア層の求人が多い業種を見てみると、安定というには不安を感じてしまうものです。
- ガードマンや交通誘導員
- マンションやオフィスビルなどの管理業務
- 商業施設や病院などの清掃業
- 飲食業
- 介護福祉業界
- タクシーやバス運転手
このような業種はシニア層でも歓迎しているので、定年退職後の仕事探しを始めると、目にすることが多いと思います。
ただし、勤務時間が不規則な仕事ですし、深夜労働なんてことも多いので、シニア世代には体力的にキツい職種です。
体力面だけじゃなく、アルバイトの場合は出勤日が限られたり、思うような収入を得られないことも想定できます。
ポイント!
シニア層の求人が多い業種でも、有資格者と無資格者では雇用形態に大きな差が出ます。
同じ職場で働くのに、資格の有無で天と地の差が出ることも考えられます。
定年退職後の仕事で使える資格に興味があるのなら、ぜひ積極的に挑戦してみましょう。
定年退職後の仕事で使える資格は難関ほど有利!?
定年退職後にも、退職前とそれほど差のない収入を維持したいのなら、合格率の低い難関の資格に挑戦しないと、それなりの収入を得るのは難しいでしょう。
定年退職後の仕事で使える資格として、人気の資格をまとめてみました。
- 行政書士
- マンション管理士
- 建築物環境衛生管理技術者
- 電気主任技術者
- 弁理士
- 中小企業診断士
- ファイナンシャルプランナー
- 社会保険労務士
- 会計士
- 介護福祉士
現在、シニア層だけじゃなく、現役世代が転職を有利にするために取得したい資格とかなり共通しています。
要するに、難関なのでこれらの資格を保有している人は、定年後のシニア層でも働いて欲しい!ということなのでしょう。
マンションやビルの管理などを請け負う業種は、シニアの人材を雇用している企業が多いですが、マンション管理士の資格を持っている人を優先して採用しています。
ポイント!
しかし、定年退職後に仕事に使える資格に、あまりにも合格率の低い資格を選ぶと、資格を取得するまでに長い時間が必要になることも考えられます。
その間、収入が途切れるのは困りますね。
業種によっては、働きながら資格の取得を積極的に後押ししてくれることがあります。
人材不足が深刻な介護業界には、資格取得をサポートする企業も多いようです。
まとめ
定年退職後の仕事探しをスムーズにするためには、定年を迎える前から資格を取得しておくことが理想的です。
資格を持っていれば、事業主として仕事を始めることもできますし、雇用される側から、雇用する側になることもできるのです。
そう考えるとワクワクしてきませんか?
定年してからの第二の人生のために、一日も早く資格に向けて動き出してみましょう。