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定年後の生命保険の見直しは必要?それとも不要?見直し方法や選び方は?

 2019/01/21 お金・貯蓄 保険 この記事は約 7 分で読めます。

 

多くの方が生命保険に加入をされていることだと思います。

万が一何かあったときの保障として、生命保険は欠かせないものだと思います。

しかし、定年後はどうなのでしょうか。ずっと同じままで問題はないのでしょうか?

生命保険の見直しは必要なのか、それとも不要なのか?

そして、もし見直すとなったら、見直し方法や選び方はどうしたらいいのでしょうか?

50代からの確認しておくべき夫婦が加入している保険の保証内容とは?

 

そこで今回は、そんな生命保険の疑問について解説をしていきたいと思いますので、興味のある方、気になる方は是非読んで参考にしてみてくださいね。

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定年後の生命保険の見直しは必要?それとも不要?

 

定年後の生命保険の見直しは必要か不要かという疑問についてですが、結論を述べると状況によるということになります。

 

どういうことかと言いますと、まず一番目に子供が大きくなっているかどうかというのがポイントになります。

子供が既に大きくなって自立しているのであれば、定年後の生命保険の死亡保障の見直しは必要だと言えます。

また、逆に子供がまだ小さく万が一のことを考えて、加入しておきたいという場合には不要になります。

これは当然のことだと言えますが、子供が小さいのに万が一のことがあれば、家族に迷惑がかかってしまいますね。

定年後であってもそうでなくても、生命保険は誰のために入っているのかというポイントがまず重要です。

 

生命保険の死亡保障の見直しについて

 

ポイント!

つまり、生命保険の死亡保障の見直しのポイントは、子供の有無と年齢によるということです。

 

また、見直しが必要か不要かについては、その時の貯蓄の状況などでも異なってくると思います。

 

例えば、子供にまだお金がかかるという場合でも、現在の預貯金や遺族年金を併せればなんとかやっていけるだろうという場合には解約をしてしまってもいいかもしれません。

逆に、預貯金の状況では少し不安だが毎月の保険料の支払いぐらいはなんとか大丈夫という場合には、そのままにしておいてもいいかもしれませんね。

 

さらに、毎月の掛け金が高額で、家計の負担になっている場合は、解約せずに「払済保険」に切り替えるとお得です。

 

長い期間、加入をしていると、自分自身がどういう保証を受けることができる保険に入っているか、それにいくらぐらいかかっているかということを忘れてしまっている場合もあるでしょう。

そのため、まずは改めてどういう種類の保険に加入をしているのか、確認をしてみることをお勧めします。

その上で、残したほうがいいもの、残さなくてもいいものを、それぞれの現状に併せて判断をしていくというのが一番だと考えられます。

子供が大きくなったのに、高い保険料を払い続けるというのは、やはりもったいないと思います。

どうしていくかを判断するために、現状の内容を確認することと、現在の収入や資産の状況、今後どれぐらいお金が必要かという見込みを客観的に判断することが大切ですね。

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定年後の生命保険の見直し方法は?選び方はどうする?

 

定年後の生命保険の見直し方法についてですが、選び方としては、医療と介護、葬祭がメインになってくると思います。

もちろん、子供がまだ小さい場合には、定年後の生命保険であっても、しっかりかけておく必要があるでしょう。

しかし、子供が大きくなっているのであれば、高額な生命保険の保障は不要だと判断されます。

 

つまり、子供が社会人になっていれば、死亡保障は夫が終身で500万ぐらい、妻が共済で病気死亡の場合に400万ぐらいあれば大丈夫です。

 

そして、見直し方法は、専門家に相談しながら決めるのが一番だと思いますが、基本的には今後必要となる需要、つまり医療と介護、葬祭というのが正しい選び方だと考えられます。

当たり前のことですが、年齢を重ねていくこと、病気のリスクは高まります。

心臓の疾患や脳血管の疾患、または癌の発症など、私たちにはさまざまな病気のリスクが潜んでいます。

そして、大きな病気に抱えれば、当然長期で入院をすることや、手術をすることなどにもなっていきます。

高額療養費制度があるものの、医療保険の入院給付金がないと不安は否めないですよね。

 

なお、高額療養費制度とは、病気や怪我などで入院した場合、1ヶ月に支払う医療費が一定の金額(自己負担の限度額)を超えた分が払い戻される制度です。

 

 

ただし、2018年8月からは、70歳以上の方の上限額が次の表のように変わりましたので、注意してください。

 

※ 厚生労働省 高額療養費の見直しについて参照

そして、医療保険の入院給付金の見直しは、1日あたり夫の場合は5,000円、妻の場合は8,000円を基準に見直しましょう。

 

日本人の三大疾病は、脳卒中と心筋梗塞、癌だと言われています。

ちなみに最近では、この三大疾病に対応した保険というものもありますので、50代未満なら医療保険に加入しておけば安心ですね。

 

なぜ50代未満なのかと言うと、医療保険は50代で加入すると保険料が高額になります。

そのため、50代で医療保険に入るぐらいなら、その分を貯金にまわして、いざという時にその分の貯金を使うほうがお得だからです。

例えば、医療保険の保険料が毎月5,000円だとしたら、40歳~79歳まで加入すると支払総額は240万円になります。

そこから入院給付金が1日に10,000円、手術給付金等も出たとしても、最低でも200日は入院しないと元が取れない計算になります。

 

現在の医療を考えると、200日以上の長期入院の可能性は少ないですし、短期化の傾向にあります。

そのため、入院給付金が1日5,000円の一般的な医療保険に、先進医療特約付きなどを基準にしながら、現状の保険を見直すことをおすすめします。

 

葬祭の費用について

 

そして、最後が葬祭の費用になります。

これはどれぐらいの葬祭をするかによっても異なりますが、葬祭費用はどんなに安くても20万円程度、平均は200万円程度かかると言われています。

最近は終活も当たり前になってきていますので、事前にどのぐらいの規模の葬祭をするかというのは、家族でよく話し合っておく必要があるでしょう。

そして、そのために必要な保険に加入しておけば、万が一のことが起きたときも慌てることなく安心ですね。

 

50代からの確認しておくべき夫婦が加入している保険の保証内容

 

死亡保障について

  • 現在の死亡保障の額
  • 今後、支払う保険料の増額はないか?
  • どんな特約を付けているのか?
  • 終身タイプか定期タイプか?
  • 保険料の支払い満了日は?

 

医療保障について

  • 現在の医療保障の額
  • どんな特約を付けているのか?
  • その他に医療特約を付けている保険がないか?
  • 入院時の1回と通算の保障期間は何日までか?

 

中高年になると医療保障の人気が上昇するそうです。

その理由は、老後の病気の心配や医療費の負担増などだと言われています。

しかし、過剰な保険料の支払いや医療特約は、健康保険に加入していれば高額療養費制度を利用できることから無駄な支出だと言えます。

そのため、50代から夫婦が加入している保険の保証内容を見直し、定年退職後の老後の生活を充実させましょう。

以上が定年後の生命保険の見直し方法と選び方になりますので、是非参考にしてみてくださいね。

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