年金手帳の色に何か意味があるの?年齢によって色が違うって本当?
年金手帳を持っている人は、基本的には20歳を超えれば全ての人が持っているはずです。
しかし、持っている手帳の色が違うという場合がありますが、それぞれどのような意味があるのでしょうか。
また、よく年齢によって年金手帳の色が異なるという話を聞くこともありますが、それは本当のことなのでしょうか。
そこで今回は、年金手帳の色について分かりやすく解説をしていきたいと思っています。
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年金手帳の色に何か意味があるの?
基本的に年金手帳の色は、青色やオレンジ色が一般的です。
ですが、これまでに発行された、年金手帳の色には、モエギ色や、肌色、茶色などもあったのです。
ですが、これまでに発行された、年金手帳の色には、モエギ色や、肌色、茶色などもあったのです。
これらの意味合いについて、順番に解説をしてきます。
まず、年金手帳のモエギ色についてですが、このモエギ色が実は一番古い手帳になります。
知っている人もいるかもしれませんが、国民年金制度は昭和35年に制定をされました。
そして、その時に最初に作られたものがモエギ色のものでした。
それから、その5年後前後に肌色に変わり、さらにその5年後ぐらいの頃に茶色に変わっていますが、実はこの頃の色の変化には大きな意味はありません。
知っている人もいるかもしれませんが、国民年金制度は昭和35年に制定をされました。
そして、その時に最初に作られたものがモエギ色のものでした。
それから、その5年後前後に肌色に変わり、さらにその5年後ぐらいの頃に茶色に変わっていますが、実はこの頃の色の変化には大きな意味はありません。
定期的に色が変わっていたという解釈で問題ありません。
その後に茶色であったものが、オレンジ色になりました。
そしてその後、現在の青色に統一されていますが、このオレンジ色と青色に大きな意味合いがあります。
それは、基礎年金番号が記載されているかどうかという意味合いになります。
実は、基礎年金番号は割と最近に付与されるようになった番号で、それ以前は国民年金や厚生年金毎に番号が異なっていました。
少し余談になりますが、実は一人で複数の年金番号を持っているという人もいましたし、そうなると一人で複数の年金手帳を持っている人もたくさんいました。
それが、基礎年金番号というものに統一され、今では国民年金であろうと、厚生年金であろうと、全ての人がこの基礎年金番号によって管理をされるようになったのです。
そして、その時に作られたものが青色の年金手帳ということになるのです。
これも余談になりますが、基礎年金番号が作られる前は、記載したとおり、一人で複数の番号を持つというかなり複雑な仕組みになっていました。
そして、年金が請求できる年齢になった時に、自分でも忘れていた年金番号の加入記録が見つかるといったことが頻繁にあったのです。
基礎年金番号が統一されたことで、年金記録もだいぶ整理されましたが、それでも未だに特定できていない年金記録がたくさん残っているのです。
少し余談になりますが、実は一人で複数の年金番号を持っているという人もいましたし、そうなると一人で複数の年金手帳を持っている人もたくさんいました。
それが、基礎年金番号というものに統一され、今では国民年金であろうと、厚生年金であろうと、全ての人がこの基礎年金番号によって管理をされるようになったのです。
そして、その時に作られたものが青色の年金手帳ということになるのです。
これも余談になりますが、基礎年金番号が作られる前は、記載したとおり、一人で複数の番号を持つというかなり複雑な仕組みになっていました。
そして、年金が請求できる年齢になった時に、自分でも忘れていた年金番号の加入記録が見つかるといったことが頻繁にあったのです。
基礎年金番号が統一されたことで、年金記録もだいぶ整理されましたが、それでも未だに特定できていない年金記録がたくさん残っているのです。
年金手帳のオレンジ色と青色の違いは、これでバッチリですね。
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年金手帳の色は年齢によって違うって本当なの?
年金手帳の色は年齢によって違うのはほんとかということですが、本当と言えば本当ですし、嘘と言えば嘘になります。
どういうことかもう少し詳しく説明をしていきます。
まず、第一章で説明したとおり、年金手帳の色は、モエギ色、肌色、茶色、オレンジ色、青色に別れています。
そして、昭和35年に国民年金制度が制定された年に作られた手帳がモエギ色で、そこから5年ぐらいはモエギ色が使われています。
つまり、昭和35年に20歳以上であった人は、モエギ色の手帳を持っていたということになります。
そして、モエギ色は昭和40年頃まで続き、その後肌色に変わり、肌色も5年ほど続いていました。
そのため、肌色を持っているという人は、昭和40年以降に20歳になったと推定はされますので、ある程度色によって年齢は分かります。
そして、昭和35年に国民年金制度が制定された年に作られた手帳がモエギ色で、そこから5年ぐらいはモエギ色が使われています。
つまり、昭和35年に20歳以上であった人は、モエギ色の手帳を持っていたということになります。
そして、モエギ色は昭和40年頃まで続き、その後肌色に変わり、肌色も5年ほど続いていました。
そのため、肌色を持っているという人は、昭和40年以降に20歳になったと推定はされますので、ある程度色によって年齢は分かります。
ですが、年齢によって色が別れているというわけではないので、注意してくださいね。
その後も同様で、昭和45年頃から昭和49年までは茶色が使われています。
そして昭和49年からはオレンジ色が使われるようになりました。
第一章で説明をしたとおり、基礎年金番号が付与されてからは青色に変わっていますが、この変わるタイミングが平成9年になっています。
つまり、平成8年12月以前に加入をしていた人はオレンジ色の手帳を持っていますし、平成9年1月以降に加入をした人は青色を持っていることになります。
そのため、ある程度オレンジ色を持っている人は年配の方、青色を持っている人は若い方という棲み分けは可能なのです。
しかし、必ずしも手帳の色で年齢が分かるわけではない、ということは覚えておいてくださいね。
また、これも雑学として知っておいてもらえればと思うのですが、オレンジ色の年金手帳を持っていた人がその手帳を紛失してしまった場合、再発行をすると受け取る年金手帳はオレンジではなく青色になります。
そのため、必ずしも若い人だけが青色を持っているわけではない、ということも知っておいてください。
そして昭和49年からはオレンジ色が使われるようになりました。
第一章で説明をしたとおり、基礎年金番号が付与されてからは青色に変わっていますが、この変わるタイミングが平成9年になっています。
つまり、平成8年12月以前に加入をしていた人はオレンジ色の手帳を持っていますし、平成9年1月以降に加入をした人は青色を持っていることになります。
そのため、ある程度オレンジ色を持っている人は年配の方、青色を持っている人は若い方という棲み分けは可能なのです。
しかし、必ずしも手帳の色で年齢が分かるわけではない、ということは覚えておいてくださいね。
また、これも雑学として知っておいてもらえればと思うのですが、オレンジ色の年金手帳を持っていた人がその手帳を紛失してしまった場合、再発行をすると受け取る年金手帳はオレンジではなく青色になります。
そのため、必ずしも若い人だけが青色を持っているわけではない、ということも知っておいてください。
つまり、年配の方でも再発行をすれば、青色の手帳を所持することができるのです。
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